芋のツルくらい細々とやっているこんなブログにも、ついに誹謗中傷のメールが届きました。メールの内容と対応方針、思ったことを残します!
もくじ
誹謗中傷メールの内容
メールの文面は、「チョンレズきしょい」といったシンプルなひとことです。
一見シンプルな言葉の連なりですが、メール送信者は強烈な刃物を投下したような気分で打ち込んだことが予想されます。
「チョン」について
「チョン」については聞いたことのない言葉だったので、調べてみました。
差別的な意味をふくむ言葉のようです。
メールの送り主の世代的には、私より上の世代だと思います。
リベラルと捉えられる発信をしていることが関係あるのかもしれませんが、「朝鮮ホニャララ〜」の方は意図を汲み取りきれていません。歴史を勉強しなくてはいけないですね。
ちなみに「取るに足らない者」の方は、完全に私のことであってます。
なので、こちらは誹謗中傷には当たりません。
「レズ」について
「レズ」はおそらく女同士の同性愛者のことをさしているかと思いますが、私の性対象は男性なので違うかと思います。
あ、女性アイドルは好きです。
女性アイドルを推す女性のことを「レズ」と思っているのであれば、私のことであってます。
なので、こちらは誹謗中傷には当たりません。
「きしょい」について
きしょい=気持ち悪いのことかと思います。
だいぶ前に流行った言い方です。(私が5〜6才くらいのとき)
懐かしいですね。
そういえば、職場に「〇〇ってキモイじゃないですか〜」っていう人がいるのですが、「キモイ」って言葉をまだ使っている人がいることに驚きました。
話がそれました。
「気持ち悪い」と感じるかどうかは受け手次第だと思いますが、文面であれ「気持ち悪い」と言われたことにはショックを受けました。
なので、これは誹謗中傷です。
きっとメールの送り主は、「チョン」でも「レズ」でもないモノを「心地良いモノ」として過ごしている方なのでしょう。
本当だったら私のページを開いて「心地よくない」と感じた瞬間にページを閉じればいいのですが、直接本人に言わないとそれも気持ち悪くて、ページを閉じることがむずかしかったのでしょう。
行動する / しないは別として、そういうのってあるなあ・・わかります。
誹謗中傷メールの対応方法
誹謗中傷メールを受けたときに、私がやることをまとめます。
① できる限り誹謗中傷の内容について考える
今のようにできるだけ言葉を噛み砕いて、メール送信者の意図を汲みとるようにします。(めんどくさい作業なので、今回みたいに文章にはしないかもだけど)
私も意見を言うために議員にメールしたことありますが、すごいめんどくさいんですよね・・
めんどくさいし、イライラするし、とにかくよくない。
そのめんどくさい作業に時間をかけてまで何かを伝えてくるって、それは、見ないと!
② しつこければ相談する
受け取ったメールは消しませんし、フォルダ分けしてとっておいています。(基本はかなり大雑把ですが、そういうところはムダに細かい性格なので・・)
メールがしつこくなるようであれば、すべての証拠をとっておいて、しかるべき対処をします。
悲しいですがこのサイトはそんなに多くの方に見られているわけではないので、いつ誰がどの端末から訪れたのかのログを追跡しやすいです。
悲しいですがメールも数えるほどしかいただいていないので、メールを受け取った日とサイトに訪れた端末を照らし合わせれば、すぐに人物を特定できます。
③ 何も変えないし削除しないしむしろ増やす
とはいえ、メールの送り主が癪にさわったであろうページを削除したり変更したりしないし、これからもその人が癪にさわるであろう内容のブログも書くと思います。
なぜなら、私はこのブログを運営するために年いくらかの住民税を払って、このブログを住居としているからです。
他人が玄関先にゴミを置いていったなら拾いますが、家の中に入れることは絶対にしません。
万人に好かれるためにやっているわけではなく、自分の考えを整理するついでにSEOチャレンジしているブログなので、基本的にはそのときに関心のあることを題材にします。
なので、ちょっと読んで違和感を覚えたら、読んでる方も気分がよくないと思うので、すぐにページを閉じてください。
発信者だけじゃなくて、見る側も自分のことを守る必要があると思います。
誹謗中傷について思うこと
誹謗中傷について思ったことをざっくりまとめます。
差別は安心につながる
先日放送された番組「100分で名著」で、作家・フランツ・ファノンの著書「黒い皮膚・白い仮面」について紹介していました。
差別をする理由(この本でいうと肌の色で人間の位を決めること)は、安心したいからなのかもしれません。
自分や一般の基準から外れた考え方を持っている人に対して「それは間違っている!」と思うことで、自分の行いや考え方を肯定したいのかもしれない。
そういう考えって誰にでもあって、私にとってもひとごとじゃないです。
私も自分の中の正しいと思っていることを基準に生きているので、間違っている人やモノを指摘して自分を律していると思います。
二極化にもグラデーションがある
私がリベラルだとして、そうではない方の社会の見え方や、どんな音楽を聴いてどんな映画をみてきたのかも興味がありますし、よく考え方を覗きにいきます。
熱心に活動している方もいれば無関心な方もいます。
しかも意見が完全に真っ二つなわけではなく、グラデーションがあるように思います。
だから、「リベラル」という枠にはめて話されていることが不思議です。
もっというと私は朝鮮だのレズだのは心底どうでもいいと思っていて、朝鮮やレズや、それを否定する人すべてをひっくるめた“全人類”で集中して考えなければいけない環境問題や格差問題とかの方が気になります。
問題解決に動くことを生業としているから政治家に目がいきがちですが、問題解決に動ける人がリーダーであれば与党でも野党でも他のイノベーターでも誰でもいいです。
匿名こそモラルが問われる
インターネットって顔が見えないから気軽にコメントできますよね。
ここまで利用者のモラルにすべてがかかっているサービスもなかなかないです。
肌荒れで悩んでいる人に対して、「肌ボロボロだね」って言うのか、「この保湿クリームよかったよ!」って言うのかは人それぞれです。
誹謗中傷じゃなく、相手に伝わるような言い方や言葉を選んで、普通に話しあいができるような世の中になればいいなと思います。
匿名で誹謗中傷メールをくれたあなたへ
私は悲しいことがあったとき、ペトロールズの「雨」を聴くようにしているので、今夜はそうしますね。
それと、メールをくれたあなたを額縁にいれて作品にします。
これは自分の中で最近あみだした、やなことがあったときの解消法です。
メールをくれたあなたも、やな思いをしたでしょうから、自分がリラックスできる方法で心身をいたわってください。
もうメールしてくれるなよ。