お笑いコンビ・オリエンタルラジオのあっちゃんこと中田敦彦は、Youtubeで社会のしくみを学べる「Youtube大学」を運営していて、チャンネル登録者数は230万人超、今やビジネス系ユーチューバー(?)のトップを走る存在となっています。
先日「Youtube大学」で、「自己肯定感」について学ぶ回が投稿されました。中島 輝さんの著書「自己肯定感の教科書」の内容を中田敦彦がまとめたものを私がまとめるという、マトリョーシカ方式でまとめていきたいと思います。
もくじ
「自己肯定感」by Youtube大学(中田敦彦)
自己肯定感(じここうていかん)とは・・
自分の存在に満足していることなどを刺します。自己肯定感は育ってきた環境などで先天的に身につくものだと思われがちですが、中田敦彦のYoutube大学では後天的に身につけられるものだと紹介されています。
自己肯定感がある「あり子」と自己肯定感がない「なし美」を例に、考え方の違いを3つのシーンに分けて観察してみました。
① 何かに挑戦するとき
② 褒められたとき
③ 子どもや周囲への対応
このように「あり子」と「なし美」ではものごとの捉え方が異なり、自分だけでなく周りへの影響にも関わります。
自己肯定感をなくす2つの罠
どうやら、自己肯定感を高めようと頑張る人には、2つの罠がふりかかるようです。
① 過去
子どもの頃に親や先生からいわれた言葉や、過去にいじめにあった経験など、「自分なんかいなきゃよかった」「自分がこんなことをしなきゃよかった」と自信をくだかれた経験があると、「自分はダメな人間だ」とすりこまれてしまいます。
過去の失敗は誰にでもありますが、そのトラウマの大小や捉え方によって、自己肯定感がなくなってしまうのかもしれません。
② 比較
「あの人と比べて自分は・・」「自分も頑張ったけどまだ上がいた・・」など、誰かと比較するクセがついていると、自己肯定感が育ちにくくなります。
たとえば金メダルをひとつ獲ったとしても、隣に金メダルを10個獲った人がいたら自信をなくしてしまうからです。
自己肯定感を高めるための2つの対策
前述した2つの罠を克服する方法はないそう。
ただ、両腕をグッとあげてガッツポーズをすると自己肯定感が高まるといった、すぐに試せる「瞬発系」と長い時間をかけて育てる「持続系」の2つの対策があるそうで、これを持続すると自己肯定感が育ちます。
瞬発系対策
① 言葉の力
「否定語」を自分の辞書から消して「肯定語」に変換する方法が効果的です。
・どうしたらいい? → なんとかなる!
・疲れた → よく頑張った!
・運が悪い → 運がいい!ラッキー!
・許せない → 許します!
・重大だ → 大したことじゃない!
・もうダメだ → まだやれることはある!
② 好きの力
・デスクなど、パーソナルスペースに好きなものを置く
・自分の好きな人と未来の話をする
③ 刺激
・散歩(歩くことでセロトニンがでる&いつもと違うルートを歩いてみる)
・早起き、日光を浴びる
・掃除
④ 休息
・睡眠
・仮眠(45分くらい寝るとスッキリ!)
・夜の散歩
持続系対策
① 吐き出す
・悲しみや怒りを文字にしてみる
・日記でもメモ書きでもなんでもいいから忖度なしで書きなぐる
② 準備する
・「もしこうなったらどうしよう・・」→「もしこうなったらこうしよう!」と計画する
③ 想像する
・1年後、3年後、5年後…死ぬ前までどうなっているか?を考えてみる
・まだ見ぬよくわからないことにモヤモヤせず前向きに考える
④ なりきる
・「憧れの人ならこうする」とその人になりきる
・視座が変わって行動しやすくなる
⑤ 喜ぶ
・1日3つ「できたこと・よかったこと」を書き出す
・習慣化することで自己肯定感が高まる
中田敦彦のYoutube大学で自己肯定感がすこし高まる自虐モンスター
中田敦彦は「根拠のない自信が一番強い」といっています。
たとえば漫画『ワンピース』の主人公・ルフィは、手足が伸びるだけの元気のある自信家です。
ほかにももっとスゴい実を食べている人がたくさんいて全然かなわないのに、それでも「俺は海賊王になる!」という根拠のない自信だけで仲間を集めました。
これはアニメの世界の話だけではなく、現実社会でも応用できるようです。
人間は適応能力が高い生きものなので、2つの対策を1か月でもすりこめば、本当に自己肯定感が高まっていくそう。
私は自信のない自虐モンスターなのですが、今回のYoutube大学を観たことで、すこしだけポジティブな言葉を自分にかけてあげたいと思いました。
お腹すいてきたのでもう寝ます。