サウナに入り浸るババア独自のルールで怒られて凹んだ

菅田将暉と小松なながドラマみたいな展開で結ばれるなか、私はサウナでBBAと闘っていた。

 

なぜBBAはサウナに常駐するのか?なぜBBAはサウナで仕切るのか?

 

考えたいと思う。

 

 

サウナに入り浸るババアと、ボスらしきババア

 

サウナに入り浸るババアと、ボスらしきババア

 

コロナ禍でたくわえた10キロの肉を落とすために通いはじめたジム。プールで泳いだあと、サウナに入るのが日課になりつつある。

 

サウナには、いつも常駐しているBBAが何人かいて、ボス(?)らしきBBAもいる。ボスらしきBBAは、わかりやすくピンクのマスクをつけているので、以後“ピンクBBA”とする。

 

サウナに入り浸るピンクのBBA

 

ピンクBBAは、サウナで交流をはかるだけでなく、瞬間的に洗い場に移動して他のBBAの背中をこすったり(アカスリ?)、風呂からでて髪を乾かしてたらスタッフのごとく掃除機までかけていた。

 

最初は、「アカスリ師兼クリーンスタッフなのか?」とも疑ったけど、スタッフがサウナに入っていいわけがないので、おそらくお節介でやっているのだと思う。

 

BBAのよくないところがでてるよ〜と思いつつも、そういうBBAがいるから世の中がうまくまわっているところもあるのかもしれない。そう思うことにしていた。

 

とにもかくにも毎週水曜日は、盲目の杉咲花ちゃんがヤンキーと恋をするドラマ「恋です」を、裸のBBAたちと観ることが日課になりつつあった。(地獄絵図)

 

なぜババアはサウナに入り浸るのか?

 

なぜババアはサウナに入り浸るのか?

 

思い出してみても、サウナに入るようになった頃(20代前半くらい)から、サウナにはいつもどの時代にもBBAがいた。

 

例に漏れず、ジムのサウナにもBBAたちは入り浸っていて、平日の夜20時〜23時くらいまで、ずっといるみたいだ。

 

その時間は仕事終わりで利用する人も多いので、もちろんサウナもギュウギュウになって落ち着かない。

 

BBAにも家庭があるはずなのに、なぜそんなにずっとサウナに入り浸ることができるのか?

 

せめて休みの日くらいは忙しないBBAから解放されたいから、日曜日のお昼どきを狙って行ってみた。

 

それでもやっぱりBBAはいた。

 

オープンから閉店まで、なにかしらのBBAは代わるがわるずっといることがわかった。日曜日の昼どきは、2人のBBAがいるらしい。

 

日曜日の昼どきは、2人のBBA

 

BBA1「息子が合宿でさ。いないならいないで寂しいよ」

 

BBA2「あら」

 

BBA1「昨日うちの庭に住みついてたネコが死んで、旦那がメソメソしてるのよ、あ〜〜やだやだ」

 

BBA2「あら?」

 

BBA1「もう一匹、クロネコがうろちょろしてるから大丈夫だって言ったら『大丈夫じゃねえ!!!』って怒ったの!そうなったら逃げる」

 

BBA2「あらぁ…」

 

BBA1「でも行くとこなんてないからさ。サウナ行って、このあと美容室行って飲みにでもいこうかなって」

 

BBA1「あら〜♪」

 

BBA2「うちは浮気しても離婚しないけど、ネコのこと悪く言ったら即離婚だから」

 

BBA1「あらっ…!」

 

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この会話で2つわかったことがある。1つめは、BBAの相槌は「あら」のみでも成り立つこと。

 

2つめは、BBAはサウナしか心の拠りどころがないこと。コミュニティ感覚で所属して、たまった愚痴を言いたいのだ。

 

そう思うと、BBAのことが少し哀れに思えてきた。もっと優しくしてやりたい。(誰)

 

サウナの主・ピンクババアとついに対決

 

サウナの主・ピンクババアとついに対決

 

そんな発見もあって、サウナに入り浸るBBAに情が湧きつつある最中、ピンクBBAとついに対決する日を迎えたのだ。

 

その日はサウナがすごく混んでいた。

 

コロナ対策で間隔をあけて座れるように、サウナの椅子には「ここには座らないでね」っていう印のシートがいくつか置いてある。

 

私は、そこしか空いていなさそうだったので、1段目の1番はじっこ、シートが置かれてない場所に腰をおろした。

 

次の瞬間ピンクBBAが3段目から私に向かってこう言ってきたのである。

 

ピンクBBA

 

「そこは人が通るから座らないでよ???」

 

え・・・???

 

キムタクだったら「ちょ待てよ」チャンス到来である。

 

ちょ待てよ、それは1段目に座ってるみんなにいえることじゃないか???

 

ちょ待てよ 、3段目の人からすれば2段目の人もそうだよね???

 

ちょ待てよ、私はあなたがいつも3段目に座ってべちゃくちゃ喋っているから、本当は3段目に座りたいけど我慢してるわけ。

 

ちょ待てよ、おまけにあなた、私が水風呂で羽衣(水風呂に入っているときに体を覆う膜)を作って「幸せ〜〜」ってなってるときに、風呂桶でバッシャバシャ水風呂をかき回して幸せを台無しにしてきたよね???

 

ちょ待てよ、あとあなた、いっつもサウナでタオルを絞ってるよね???

 

そういった一般的なルールをことごとく破っているくせに、それを棚に上げてあなたがつくった独自のルールで私を注意してきたとな???

 

ちょっっっ……待てよ…….!!!!!!

 

…….まあ、「すみません」って言って、秒でどきましたけどね?(弱)

 

私は凹んでもババアは凹まない。今日もサウナにいる

 

私は凹んでもババアは凹まない。今日もサウナにいる

 

私は帰ってからも、注意された衝撃と怒りと悲しみと、色々な感情がひしめいてしばらく凹んでいた。

 

そして次の日はジムに行かなかった。(弱)

 

日曜日。

 

ピンクBBAがいないことを願ってジムに行き、サウナに入る。

 

努力も虚しく、ピンクBBAは今日も3段目にいた。

 

いなかったことがないので、ここまでくるともうサウナの妖精説も浮上してくる。

 

「私も早く逆ポイズン状態(※)になりたい」と思っていたけど、「自分はラクになっても、まわりで実は苦しんでる人もいるかもしれないということは肝に銘じておきたい」と思った。

 

(※)逆ポイズン状態とは?

『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった』より
『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった』より

 

ジムにいる人の人間関係があまりにもコワいので、「ママ友に会うのがコワすぎる」とまで思いだした。(まだ結婚もしてないのに)

 

私は癒されたくてサウナに行っているのに、めちゃくちゃ疲れてる。