ひとり時間の尊さ|ラジオ奇奇怪怪の神回を受けて

玉置周啓とタイタンのポッドキャスト「奇奇怪怪明解事典」を毎回楽しみに聴いていて、気づけば編纂員(リスナー)の仲間入りをしているやまちゃんです。

 

孤独について考える「第44巻(前編)完全個室サウナtuneにいってきた」が個人的に神回でしたので、内容や考えたことをまとめます。
 

 

ラジオ「奇奇怪怪」神回の内容

 

ラジオ「奇奇怪怪」神回の内容

 

タイタンが神楽坂に新しくできた完全個室サウナに行った話から始まります。

 

貸切の一人用サウナにはスピーカーが設置されていて、大音量で「キリンジ」を味わったのだそう。

 

そこから「孤独」のはなしに発展。

 

2人が孤独をどのように捉えているのか、それぞれの考察が繰り広げられました。

 


 
 
 
 
最近、ソーシャルに接続されていない“一方的な楽しみ方”を求めている
 

 


 
・ソーシャルって、みてる人全員と接続している感覚になっちゃって、関わりを持たないことにはならない(誰かを無意識に意識していることになる)
 
・友達と釣りに行ったんだけど、友達は横にいるだけでほぼ会話なしで、何も釣れなかったけど10時間やった
 

 


 
 
 
 
・ときだけが流れていく感じ、いいよね
 
・成長してない感じ
 
・なんなら「死」だけに近づいている時間
 

 


 
・無駄な時間、巻き込まれていた社会の流れから一旦外れる時間いいよね
 
・知らない駅に降りるのいいよね(江古田はいい町だったよ)
 

 


 
 
 
 
・主導権を誰も握ってない街(名物とかもない街)っていいよね
 
・自分の時間ってなんなんだろうね
 
・コロナ流行ったら一日長くなった
 
・街にでると待ちとか予定が発生する
 
・街はいろんな他者の時間が交錯していて、そこに自分の時間が重なっているものだから、街は自分の所有物ではない
 
・自分の時間を所有することが楽しい
 
・時間=いのち → 時間を意識することは、自分のいのちを確認していること
 

 


 
・晴れたら洗濯干して散歩。雨が降ったら本を読む。この時間の過ぎ去り方への幸福度
 
・多分、本来は時間が早く過ぎ去った方が楽しいんだけど・・
 

 


 
 
 
 
・他者と関わると予定をすり合わせることになり、時間の制約がかかる
 
・時間的な縛りがないと開放感がある
 
・資本主義はすべて(時間も含め)が価値に転換されていくから忘れがちだけど、時間なんてどうでもいい
 
ただ生きて、「死」に近づいていっているだけの時間があったっていい
 
・努力目標を掲げなきゃいけなくなったのっていつから?
 

 


 
・それしかないと思って飛び込んでダメだったら死ぬみたいなのって危険
 
・過程のなかで副産物的に新しい発見があるといいな〜くらいの付き合い方だといいよね
 
・余地のある付き合い方が「時間を自由に所有すること」と繋がっている気がする
 

 


 
 
 
 
・一番苦痛な時間は?
 

 


 
・行列(じっとして待ってんのがやだ)
 

 


 
 
 
 
・わかる。自分がコントロールできない時間 / 他者にコントロールされている時間があるのが無理
 
・生き物としての背骨をホールドされている感じ
 
・やりたくないことをやらない主義=やりたいことにエネルギーをさくため
 

 

「奇奇怪怪」神回で感じたこと

 

「奇奇怪怪」神回で感じたこと

 

この神回で感じたことをざっくりまとめます。

 

自粛疲れがこない

 

緊急事態宣言の延長とかリモートワークへの切り替えとかもあって、コロナによる「自粛疲れ」が深刻化しています。

 

ところが、私には一向に「自粛疲れ」がやってこない。

 

むしろコロナ流行前よりも疲れにくくなっている。

 

なぜなのか、ずっと不思議でした。

 

けど神回を受けて、その答えが見つかった気がします。

 

・外部との接触がそもそも向いていない

・自分のテリトリーを守れている安心感

・以前よりも時間的な余裕ができた

 

この3つが、疲れどころか“安らぎ”を運んできてくれているんだと思います。

 

集団行動が無理すぎる

 

学生のころ、集団行動とか班行動とかが本当にキライでした。

 

集団下校とか爆発してほしかった。

 

学校の目の前に家がある同級生が、集団下校の列に並んでるのを見て、哀れむと共にこころで嘲笑してました。

 

社会人になってからも、「9:15の電車にのり9:55にオフィスに到着し10:00に始業開始し12:00にランチをとる」という時間の縛りがキライです。

 

たまにならいいけど、なぜ毎日同じ時間・同じ行動を繰り返さなければいけないのか。

 

あーそうだった、ロボットだからか。

 

そう思うと、本来の自分から身もこころも離れていく感じがして、すこし寂しくなります。

 

女性のイラスト

 

ただ生きてる時間が尊いであれ

 

本来の自分に合っている生活スタイルは、ずっと布団の上にいて、美味しいコーヒーを飲みながら映画を観たり本を読んだりすること。

 

気になるライブとか展示があったら、そのときだけオシャレして出かけること。

 

でも現実の自分は、ブルシットジョブに1日の1/3を拘束されています。

 

こんなことを言うと、「ただ時間を無駄にしてダラダラ過ごし、生産性や成長のない人生を送るなんて甘えている!」とどこからともなく叱咤激励が聞こえてきそうですが・・

 

私だって成長・生産性を求め続けることに魅力を感じていないことに、正直ちょっと焦ってました。

 

人間として欠陥している気がして。

 

だから、タイタンのいう「ただ生きてるだけの時間があってもいい」という言葉には救われる気がしました。

 

成長志向って、お金=資産と考える人が多いから生まれた資本主義の考え方だと思うけども。

 

競争を生み出す構図になる=個を尊重することから遠のく志向な気がして、危うさを感じます。

 

本当は人間なんか、ただ存在してるだけでいいはずなんですよね・・

 

「絶対に成長するから!!!だから!!!受精よろしくお願いします!!!」と願って生まれてきたわけではないのだから。

 

「神回〜!」と言う瞬間

 

このポッドキャストを聞き終わったとき、布団のうえでゴロンゴロン動いて「神回〜!」と叫んでいました。(狂)

 

タイタンと玉置周啓のおはなしを聞いて、まさに“一方的な楽しみ方”をした瞬間といえます。

 

なんの縛りもない休日の午後に、繋がりを求めずに一方的にのぞいて楽しむ。

 

美術とかアイドルを拝んでいるときと、ほぼ同じ行動をしているのですが、私にはこういう時間がどうしても必要なんだと思います。

 

というかむしろ、ひとりで没頭する瞬間でしか、自分らしくいられないまである。

 

「奇奇怪怪」のみずみずしさが好き

 

「奇奇怪怪」のみずみずしさが好き

 

「奇奇怪怪」を聞くようになったのは、おすすめしてもらったことがキッカケなのですが。(今はおすすめしてくれた人以上にヘビーリスナーとなってしまった)

 

初めて聞いたとき、トークにみずみずしい感覚があって、「私に足りないのは“みずみずしさ”かもしれない」と思いました。(残念ながら)

 

取り上げるテーマも絶妙で、「別に考えなくてもときは過ぎゆくけど、言われてみれば考えておきたいこと」をすくいあげてくれるんですよね・・

 

洗濯物を干すときにもちょうどいいので、これを読んでいるみなさんもよかったら聞いてみてください。