新宿・SOMPO美術館巡り。ゴッホのひまわりにアジアで唯一会える

こんばんは、やまちゃんです。緊急事態宣言の最中ではありますが、16:00からは300近く席が空いていそうだったので、新宿にある「SOMPO美術館」に行ってきました!

 

美術館や作品のみどころと展示について感想を記します。展示に行けなかった方や振り返りたい方はぜひチェックしてみてください。

 

 

新宿「SOMPO美術館」に行ってきた!

 

新宿「SOMPO美術館」

 

日曜日、はじめて新宿にある「SOMPO美術館」に行ってきました!

 

フィンセント・ファン・ゴッホの代表作「ひまわり」にアジアで唯一出会える、現・損保ジャパンの美術館です。

 

新宿「SOMPO美術館」外観

 

外観はスタイリッシュでコンパクトな印象。

 

館内は特別展示2フロア・常設展示1フロアの、3フロアにわたって作品群を見られる広々としたつくりです。

 

SOMPO美術館の展示「東郷青児 蔵出しコレクション」

 

SOMPO美術館の展示「東郷青児 蔵出しコレクション」

 

2020.11.11(水)- 2021.01.24(日)まで開催の「東郷青児 蔵出しコレクション」。

 

スタイリッシュなSOMPO美術館の建築デザインにもなるほど、SOMPO美術館と深いかかわりのある画家です。

 

もう会期は終わってしまったのですが、レポを残します!

 

東郷青児さんとは?

 

東郷青児さん

 

東郷青児さんは、「昭和の美人画家」として戦後一世を風靡したアーティストです。

 

さまざまな国に行くなかで出会った、主に女性の作品を数多く残しています。

 

展示では東郷青児さんが旅のなかで描いてきた作品を、2フロアに渡って、一緒に旅しているような旅行気分でたどれる順路になっていました。

 

東郷青児さんはピカソなどの著名な画家と交流があり、いろいろな角度から見たモノの形をひとつの画面に描く「キュビズム」などの技法から影響を受けたそうです。

 

女性の繊細な美しさを惹きだす線

 

「レダ」 1968 油彩
「レダ」 1968 油彩

出典:八王子市夢美術館

 

東郷青児さんが描く女性の彫刻のような目は、するどくも憂いを帯びています。

 

ネイルをほどこしたようなキレイに尖った指先。

 

ウエストからヒップにかけてのなめらかなライン。

 

いさぎよい鋭角な線と、なめらかな曲線がうまく融合されていて、品のよい美しさがでていました。

 

「コルドバの女」1972 コンテ・水彩 損保ジャパン東郷青児美術館蔵
「コルドバの女」1972 コンテ・水彩 損保ジャパン東郷青児美術館蔵

出典:八王子市夢美術館

 

旅先の女性たちのファッションも楽しかったです。

 

その国の街に住む女性を描く、ポストカードサイズのドローイングは、雑誌のスナップをどんどんめくっていくようなワクワク感がありました。

 

貧困の女性とその子どもを描いた作品も印象的でした。

 

洗練されたドレスに身を包む女性がいる一方で、今にも倒れそうな家屋を背景に赤ちゃんを抱っこする、くたびれた女性もいる。

 

東郷青児さんと一緒に旅行気分で展示を追っていく流れで、自然とその場所場所でのリアルを目の当たりにしていくことになる。

 

女性の美しさや繊細さを描いた作品ばかりだと思っていたけど、キレイなものばかりを切り取っているわけではなさそうです。

 

仏像へのエロチシズム

 

東郷青児さんがコレクションしていた仏像

 

展示の途中、東郷青児さんがコレクションしていた仏像が何体か展示されていました。

 

たくさんの女性を描いてきた東郷青児さん。

 

はじめはインドの仏像にエロチシズムを感じていたそうですが、「無駄をそぎおとした日本の仏像にもエロチシズムを感じる」というような発言をしていたそうです。

 

アートを好きになってから仏像をしっかりと見たのはこれがはじめて。

 

「エロチシズムとな?」と半信半疑ながらも見つめてみました。

 

1体目、2体目「(???)」

 

3体目を見始めたころに、仏の顔と体のギャップに違和感を持ち始めました。

 

そしてほんとうにほんの少しだけ、いわんとしていることがわかった気がしました。

 

絵を彫刻として再現する

 

東郷青児さん 彫刻

 

体がくねくねとおかしな方向に曲がっているような平面に描かれた女性の絵は、彫刻家によって立体にされました。

 

東郷青児さんも絵を描いているときに立体をイメージできるように描いているようで、彫刻にされるのは自然なことだと思ったようです。

 

私は彫刻をみるのもまた、あまり経験したことのない体験。

 

仏像をみたときも思ったけど、懐かしいような目新しいような、不思議な感覚になって惹きこまれました。

 

晩年の無骨な筆致にロックオン

 

東郷青児さんの晩年の作品

 

晩年の作品でも女性の絵を描いています。

 

だけどなめらかで美しかった線でなく、油絵でベタッと塗られている無骨なものでした。

 

だけど淡くてスモーキーなやさしい色づかいは残っていて、それはそれで素敵でした。

 

個人的には、晩年の作品の方が好き!

 

人間らしさを感じるからかなぁ・・

 

SOMPO美術館の目玉「ゴッホのひまわり」も鑑賞

 

SOMPO美術館の目玉「ゴッホのひまわり」も鑑賞

 

常設展には、SOMPO美術館の目玉である「ゴッホのひまわり」も展示されていました。

 

ひまわりは全部で7枚描かれていますが、SOMPO美術館にあるものはこんな感じ。

 

・花瓶にゴッホのサインがない

・ゴッホが自分で描いたひまわりをモデルに描いた(本物のひまわりではない)

 

ロンドンナショナルギャラリー展のひまわりと違って、サインの入っていないバージョンということだったけど、ガラス越しでありながらゴッホの熱量を感じることができました。

 

ゴーギャンの風景画の次がゴッホのひまわりになっていて、そのならびにもグッときます。

 

ちなみにゴッホのひまわりは写真OKです!

 

SOMPO美術館で買えるゴッホのアートグッズ

 

SOMPO美術館で買えるゴッホのアートグッズ

 

アイテムショップが併設されていて、アートのグッズを購入できます。

 

今回は展示にあわせて東郷青児さんの作品をモチーフにしたグッズと、ゴッホのひまわりのグッズが多めでした。

 

私はゴッホのひまわりのクリップをゲットしました!

 

ゴッホのひまわりのクリップ

 

デザインは2パターンのひまわりで、つくりがしっかりしているし、たっぷり入っています。

 

栞にして使う予定!

 

新宿で絵画を見たいならSOMPO美術館がおすすめ

 

SOMPO美術館は、新宿で買いもの帰りとかにふらっといける気楽な美術館です。

 

コロナ禍で、なかなか美術館とか展示にいきにくくなっているけど、2021年もまだまだ楽しみにしている展示がたくさん開催されるので、楽しみです!

 

(次はゴヤに会いにいく予定・・)