ポーラ美術館でモネを独り占め【写真たっぷりで感想・レビュー】

 

 

元旦に、憧れの「ポーラ美術館」に行ってきた

 

2022年1月1日。

 

晴天に恵まれ、ロマンスカーから初日の出・富士山を拝んで縁起のよい朝を過ごしながら、箱根にある憧れの「ポーラ美術館」に行ってきました!建物からしてかっこよい…

 

「ポーラ美術館」

 

元旦なので、入り口には門松が置かれていて元旦モードになっていました。

 

入り口からして神聖なオーラが流れていて、高揚感が止まることを知りません。

 

「ポーラ美術館」

 

よく光が入るエントランスを抜けると、アートな照明が出迎えてくれます。めちゃくちゃかっこいい…

 

ポーラ美術館

 

こんな素敵な空間で、モネを独り占めできたんです…(嘘みたいでしょ?)

 

いくつか展示会場がありますが、常設展示1つと特別展示2つを写真たっぷりでご紹介しつつ、個人的な感想・レビューを残します。

 

ポーラ美術館の特別展示「モネ-光のなかに」

 

ポーラ美術館「モネ-光のなかに」

 

2022年3月30日(水)まで行われている特別展「モネ-光のなかに」

 

可愛い色合いの仕切りは、その丸みを生かしてメインの作品群が徐々に見えてくる仕掛け。ワクワク・ドキドキが続く、空間の作り方が上手すぎです。

 

「モネ-光のなかに」

 

「睡蓮・積みわら・セーヌ河の日没」など、メインの作品にも会えます。

 

モネが描く冬が好き!!! あったかい光がさしこんでるから冬なのに全然寒そうじゃなくて、雪もピンク色になっていてかわいい。

 

「睡蓮の池」のお目見えです…

 

睡蓮

 

独り占めできるのが嬉しくて、ついツーショットも撮ってしまいました。

 

緑緑した睡蓮の池。これは夏でしょうか?

 

モネと私

 

「ルーアン大聖堂」も拝みました。

 

夕暮れへと移り変わる時間を、上下の対照的な色味で表現している作品。

 

ルーアン大聖堂

 

さすが光の使い手だし、切り取る瞬間も素敵。

 

モネの絵を見ると、本当に心がほくほくする…

 

ちなみに写真撮影OK

 

都内の人気展示と比較すると嘘みたいに空いていて、誰に咎められることなく堪能できます。

 

モネ好きは100%満足できるはず…!

 

ポーラ美術館の特別展示「ロニ・ホーン展」

 

ポーラ美術館の特別展示「ロニ・ホーン展」

 

モネの特別展示同様、2022年3月30日(水)まで行われている特別展「ロニ・ホーン:水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」

 

ロニ・ホーンは、水・動物・自然などを通して人間を見つめるアート作品を作るニューヨーク在住の作家。

 

個人的なお目当てはガラス彫刻でした。

 

「立体に翻弄されたい」「ゾワゾワしたい」と思ってSNSをめぐっていたときに目にとまって、どうしても実物をみたくなってしまったのです。

 

ガラス彫刻

 

無駄をすべて削ぎ落とした、ミニマムで静けさ漂う立体が本当に好み。

 

表面張力で張り巡らされる水面を見つめていると、そこでたしかにゆらめいているような存在感を感じます。

 

ガラス彫刻

 

なんか美味しそうにも思える。(ドロップっぽいのかな?)

 

入れもののざらつきと、艶やかさの繋がりが気持ちいいんです。

 

ちなみに、外の遊歩道にも少し背の高いガラス彫刻がありました。

 

ガラス彫刻

 

自然に包まれて佇んでいると、室内で見るよりもより神秘的に思えます。

 

雨の日も美しいことが美術手帖の投稿でわかっていて、これはこれでたまりません…

 


他にも、本や写真、動画などの展示がありました。

 

あらゆる表情をするテムズ河の水面の写真に、1から40くらいまで番号をふった作品もありました。最初は1から順に点を結ぶと絵が浮かび上がるみたいなものかと思って見ていたけど…

 

下に英語で一つひとつの解説が書かれていて、なんと水面の一欠片にもそれぞれに意味を持たせていることがわかりました。これは水面の変態と言ってもいいでしょう。

 

写真はスッキリした印象ではあるものの、全体的にどこか寂しい感じ。

 

ロニホーンの写真

 

一見美しくてエモめの写真かと思いきや、古い建物や物憂げな表情の人、鳥の死骸など、なんとなく悲しい雰囲気の写真であることが伝わってきました。

 

自然における生と死について考えた作品なのだそうで、その次の本人が登場する動画の展示の中では、「とある俳優が自殺しようとして暗い海に身投げしたけど、そこには水がなかった。あったのは暗闇だけ(意訳)」のようなことを言っていました。(なにそれ)

 

海外のアーティストが美とするものと、日本人感覚で思う美が結構違うのか、私が未熟なだけなのか、なかなか難解なところも多かったけど…

 

水をテーマにしていても、潤い切らないかわいた美しさを感じるし、自然をテーマにしていてもどこか寂しさを感じるという、不思議な展示でした。

 

ポーラ美術館の常設展示で印象派の展示を堪能できる

 

ポーラ美術館の常設展示で印象派の展示を堪能できる

 

常設展示では、厳かな暗い展示室に、光を浴びて一際美しく輝いている絵画を見られます。

 

作品数はそこまで多くないものの、モネ・スーラ・ルノワール・ゴッホ・ルドンなど、みんなが大好きな画家の作品が勢揃い。

 

日本の浮世絵に影響を受けたゴッホが、アルルの橋で洗濯する人々を描いた作品もありました。

 

ゴッホ

 

情緒不安定なときに見ていたら泣いてたかもしれないくらい、元気をもらえた!

 

遠くからでもオーラがわかる、見目麗しいルノワール作品も。

 

ルノワール

 

ま、まぶしい… 私なんぞが目に入れても問題ないものなのだろうか…

 

最後に、モネ作品。モネに始まり、モネに終わる。

 

モネの睡蓮

 

個人的に一番好きな睡蓮の色合いで、この色合いの睡蓮をプリントしたブックカバーやカップも売っていました。

 

ちゃっかりカップを買ったので、家に帰ってそれで紅茶を飲んだら、とんでもなく優雅な気持ちになれました。心に平穏が欲しい方におすすめです。

 

【感想】憧れのポーラ美術館に行ったら天国だった

 

憧れのポーラ美術館に初めて行ってみて、建物からしてスタイリッシュなんだけど自然に囲まれているから温かさもあって、天国みたいな場所だと思いました。(もし天国がこんな感じなら、なんの迷いもなく喜んで逝けるわ…)

 

モネが好きな人、自然で心洗われたい人、都会の美術館に疲れてる人、ぜひ行ってほしいです!ほかほかの気持ちになれます!

 

多分、箱根に行くたびに行っちゃうと思うんだけど… 一つ注意点は、移動が基本バスしかなくてしかも高いから、周る場所によってはバスの一日券を検討した方がいいかも。

 

ただ、知らない土地で乗るバスの時間も楽しいから、そこも存分に楽しんでほしいです。箱根温泉に旅行するなら、ぜひポーラ美術館に行ってみてください!