東京・三菱一号館美術館で2020年10月24日〜2021年1月17日まで開催されている「1894 Visions ルドン・ロートレック展」にいってきました!
年内最後の美術展示です。展示のみどころや心に残った作品について残します。
もくじ
美術展示「ルドン・ロートレック展」
19世紀後半に活躍した印象派の画家に影響を受けた、画家「ルドン」と「ロートレック」の展示です。
絵画・版画・ポスター・屏風など、多岐にわたるスタイルの作品が展示されています。
ルノワール・モネ・ピサロなどの人気のある画家の絵画もありました。(ゴーギャンの彫刻も!)
日本画に影響をうけた印象派の画家がいる一方で、印象派の絵に影響を受けた日本の画家の作品も。
ほんとうに盛りだくさんの内容で、気づいたら3時間くらい展示をみていました・・!
アプリで聴ける音声ガイド
音声ガイドは、アプリで聴けます。
自宅でアプリをダウンロードしてから美術館に行くのがスマートです。
イヤホンもお忘れなく!
美術展示「ルドン・ロートレック展」のみどころ
「ルドン・ロートレック展」のみどころと心に残ったアートについて残します。
ロートレックのムーランルージュのポスター

出典:三菱一号館美術館
ロートレックは、ムーランルージュを描いたことで知られていますが、展示されているポスターの数がとても多くて、見ごたえがありました!
ふわっと舞い上がるドレスに巻かれる女性の絵が印象的でした。

出典:三菱一号館美術館
音声ガイドを聴きながら見ていると、ロートレックのポスターがならぶ展示で「天国と地獄」が流れるので、急かされているような気持ちになり、なぜか早足で見てしまう罠があります。w
当時のパリの街に遊びにきたような感覚で、軽快に楽しめたかとおもいます。
ルドンの「グラン・ブーケ」

出典:三菱一号館美術館
「ルドンの黒」というタイトルがついた、主に木炭で描いたモノクロの作品群の展示がありました。
展示の後半には、ルドンがパステルを習得してからの作品群が飾られています。
パステル画では最大級の「グラン・ブーケ」は、色彩が艶やかで、文字どおり息をのみました!
暗い部屋に光のようなまばゆい存在感と、厳かながらどこかなつかしい色づかいでした。
個人的にはモノクロの寂しい絵を描く印象が強かったのですが、繊細な感情に色がついた作品群をみていると泣けてきます(泣)
美術展示「ルドン・ロートレック展」のまとめ
ルドンとロートレックが特別好きな画家というわけではなかったのですが、時代を追って作品を見れたので充実した時間だったし、ルドンのことが好きになりました。
これから行こうと考えている方は、ぜひアプリをダウンロードしてからいって、解説もあわせて楽しんでください!