なぜ女が女のアイドルにハマるのか?について考えてみようと思います。いまとなっては女が女のアイドルが好きって、まあまあふつうなんですけど・・
それでも「どういう気持ちで女のアイドルを推してるの?」とジャニオタの女の子から聞かれる機会があったので、私なりの正解をみつけてみたいと思います。
もくじ
女が女のアイドルにハマる4つのパターン
女が女のアイドルを好きになるパターンはいくつかあるとおもっています。私で思いつくかぎりでは4つあったので、順をおって説明していきます。
①自己投影
幼きころによく、「セーラームーンになりたい、なれるかもしれない」と思っていた方も多いと思います。
例外なくわたしもその一人でしたが、その感覚でアイドルに自分を重ねるパターンが自己投影型です。
自分も踊ったりマネしたりして楽しむ、っていう楽しみ方です。
大人になるにつれてセーラームーンになれないことがわかってきて、アイドルたちもどんどん年下になってきて、自己投影をして楽しめなくなってくると、ここからは抜け出していくように思えます。
仕事をするようになってからは、キラキラして頑張るかわいい女の子をみて「自分も頑張らないと!」という気持ちが芽生え、“頑張っているアイドル”に対して自己投影しようとすることもあります。
② 神格化
読んで字のごとくアイドルが神様と化すパターン。
私はこれに当てはまります。
アイドルに存在を気づかれることなく、陰ながら応援していたいと思っています。「会いたい」というより「目撃したい」という表現がしっくりくる。
ただし、女アイドルの選手生命は男アイドルに比べて短いので、限られた時間のなかで推しに感謝を伝えたいとなると、握手会に行ったりライブに行ったりする選択を迫られることになります。
本当は推しに会いたくない自分と、推しが現役のときに会って感謝を伝えたい自分とのギャップに悩みます。
で、実際に握手会に行くと、シュ病(推しを前にして何も言えなくなる病気)にかかって行ったことを後悔します。
③ 王子様キャラに恋してる
王子様キャラのアイドルはグループにひとりはいると思いますが、中性的な魅力にハマる女オタクが多いです。
宝塚の男役に恋をしている感覚だと思います。
恋愛とも違うかもな・・
「カッコいい」「イケメン」「美しい」「素敵」「白馬に乗っていてほしい」みたいな、憧れの王子様のイメージが膨らむ感覚です。
ハロプロでいうと「加賀楓(モーニング娘。)」「平井美葉(ビヨーンズ)」「工藤遥(元モーニング娘。)」あたりが王子様キャラだと思います。
④ 友だちや妹のような親しみ
友だちみたいに仲良くしたいタイプのアイドルを推すパターンもあります。
握手会で友だちっぽくふるまってくれるアイドルは、親近感を抱きやすいです。
ハロプロでいうと、室田瑞希(元アンジュルム)あたり。
あとは、「妹にご飯を食べさせなければいけない!」という使命感から、お姉ちゃんのような気持ちで推すパターンもあります。
アイドルの身の回りのお世話(お金とか食事とか)をするオタクは、責任感がつよい印象です。
女アイドルに対して抱く感情
私が女アイドルを見ているときに抱く感情について。
崇めたくなる「尊み」
色々な感情があるのですが、一番大きいのは「尊み」だと思います。
神格化してしまっているのもありますが、とにかく髪の毛・まつげの一本から小指の爪まで、何もかもが尊い。
推しのことを考えているだけで、やさしい気持ちになれる。
推しを前にすると中2に戻る「憧れ」
特に推しに対して思うのは「憧れ」です。
それも、学生のときに先輩に抱いていた憧れに近い。
サッカー部の練習始まったら、カッコいい先輩のプレーを見るために、グラウンド周りを無駄に歩く感じ。笑
だから、アイドルを見ているときの私は、セーラー服を着た中学生なんですよね・・(※ 来年30になります)
母性がこぼれる「妹・我が子」
あとは、妹・我が子みたいな「かわいくて仕方ない!」という感覚もあります。
特に研修生とか加入したてのアイドルに対しては母性がスゴい。
多分、産んだんだと思います。
男アイドルを推す女オタクとの違い
男アイドルを推す女オタクと、女アイドルを推す女オタクの違いについて考えてみます。
同担拒否はほとんどない
ジャニーズだと「同担拒否(推しかぶりが許せない)」があると聞きました。
女アイドルの場合は、同性なのでヤキモチを焼くこともないし、同担拒否は聞いたことがないです。
むしろ、もし周りに佐藤優樹さんオタクがいたら、飛び跳ねるほどうれしい!
エメラルドグリーンの持ちものを持っている人に心開きがちです。
熱愛などに敏感
女アイドルの女オタクは、熱愛報道には敏感な方だと思います。
理由は2つ。
① アイドルをやめてしまう可能性がある
② 熱愛報道がでるような、詰めの甘い相手にムカつく
これは、私だけかもしれないけど。
アイドルといえどもひとりの女性であり、恋愛をするのは自然なことなので、寛容な女オタクもいっぱいいます。
たとえば、あややの結婚は「純愛」を想起させる完璧なストーリーとタイミングでした。
恋愛NGというよりは、「中途半端な恋愛がNG」の方が近いかもしれません。
詳しくは、私の独断と偏見でアイドル×恋愛に踏みこんだ記事を読んでみてください!
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女アイドルを推す女オタクの苦悩
女アイドルを推しているときに女オタクがふと「ツライな・・」と思うことは、大きく2つです。
① 推しの消費にモヤる
男アイドルに比べて、女アイドルの選手生命は短く、推しの消滅は早いです。
束の間の華に「女アイドルが消費されているな・・」と感じることは結構あって、寂しさとともにツラくなることもあります。
もちろん儚いから尊いんだけどね・・
矛盾にモヤる。
② 男オタクに嫌われてる気がする
被害妄想かもしれないけど、女オタクが増えたことでチケットが取りにくくなったからか、男オタクが女オタクに対して当たりが強い気がします。
女オタクは、幼きころからずっとアイドルへの憧れは持っているものの、オタク文化への参入が不安すぎて、「これはオタクではない」と言い聞かせているだけな気もします。
オタク友達をつくるとか、何か乗り出すキッカケがないと、たった一人でオタ活をするのはハードルが高いから、在宅がちになってしまうんですよね・・
優しくしてほしい・・
女だって女アイドルが好き
カワイイものが好きなのは、女も男も関係なし。
カワイイものを愛でて癒されて、自分の生きる希望にしていると、人生が輝きだします。
私のくすみがかった人生も、佐藤優樹さんに出会ってから、キレイなエメラルドグリーンを常に心で光らせることができているんです!
これってすごいことですよね。
今後も引き続き、ウォッチャーとして楽しみます!
よろしくお願いいたします。