2019年の終わりころにアートにハマり、「2020年は美術館 / 展示にいっぱいいくぞ!」と決めていた最中、コロナウイルスが流行しました。
ちょっと腰をくだかれた感はありましたが、いくつかの展示にいくことができたので、ここで総括して来年に生かしていきたいとおもいます。
もくじ
[1月] 糸杉の前で動けなくなった「ゴッホ展」
東京・上野で、年末年始にかけて開催された「ゴッホ展」。
ゴッホの初期の頃のゴツゴツした筆致の作品から、耳切り事件、晩年の作品まで、一挙に見られるすばらしい展示でした。
アートにハマってから初めて行く美術展示だったので、ゆっくり見るために平日に有給をとって行きました。
なのに長蛇の列ができてて、めっちゃ混んでて、全然ゆっくり見れなかった(涙)
ゴッホ人気をあまく見てました・・
一番印象に残っている作品は「糸杉」!
想像の10倍くらいサイズが大きくて、糸杉がうねってうごめいてて、しばらく動けずにいたことを覚えています!!!
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[3月] 人が少なく鑑賞しやすい「池田20世紀美術館」
静岡県・伊東市の池のちかくにある「池田20世紀美術館」。
この美術館がすばらしいのは、めちゃくちゃお客さんが少なくて鑑賞しやすい!(お客さんはおじいちゃん2人くらい)
しかも、いまとなっては考えるだけで体がホクホクしてくるような、すばらしい画家ばかり。
・ルノワール
・シニャック
・ボナール
・ムンク
・ピカソ
・ミロ
・マティス
・アンディー・ウォーホル
自転車で行ったので(!)つくまでは地獄だったけど、ついたら天国でした。
周りに気をつかわずにじっくり絵と向き合いたい“アート初心者”にこそ、おすすめしたい美術館です。
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[7月] 強烈な風刺に泣いた「バンクシー展」
横浜で開催された「バンクシー展」。
バンクシーの許可なしで開催されたという問題の展示w
4月〜7月まで自粛を貫いていたけど、どうしても見たくて、とうとう行った展示です!
社会問題とアートはきってもきれない関係だけど、ここまでわかりやすく表現しているアーティストは珍しいとおもいます。
正直ステンシルアート自体は全然好みじゃないけど・・
革新的なテーマとアイデアにあふれた作品しかないし、バンクシーが消費されればされるほど作品の皮肉さが増すところがスゴい。
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[8月] こどもの顔はひとつじゃない「画家が見たこども展」
東京・三菱一号館美術館で開催された「画家が見たこども展」。
自粛期間に「ニコニコ美術館」でオンラインで美術展示を公開していて、「絶対に行きたい!」と思っていた展示。
印象派からゴッホ・ゴーギャンの後期印象派、ボナールまで、名だたる画家の“子ども”を対象にした作品が揃っていました。
どっぷりかまえた赤子を描くゴッホのピュアさがたまらない・・
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[9月] 初めてのゴヤ「ロンドンナショナルギャラリー展」
東京・上野「国立西洋美術館」で開催された「ロンドンナショナルギャラリー展」。
こちらも「ニコニコ美術館」でオンライン公開していて、作品の予習をしてから挑みました!
初めて「国立西洋美術館」だったけど、常設展示ふくめ内容が充実しすぎていて感動しました。
足が棒になるくらい夢中で歩いたw
一番楽しみにしていたのは、スペイン美術のコーナーに展示されたゴヤ「ウェリントン公爵」。
しばらくアホヅラのウェリントン公爵と向き合っている時間が本当に贅沢だった・・また会いたいです。
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【美術館巡り】「ロンドンナショナルギャラリー展」に行ってきた!
[10月] おしゃれ×闇「ピーター・ドイグ展」
「東京国立近代美術館」で開催されたピーター・ドイグの日本初個展「ピーター・ドイグ展」。
淡い色×蛍光色とか色づかいも好みだし、雪国の絵とかどこかなつかしい感じがしてテーマも親近感。
ホラー映画に感化された、おしゃれだけどゾクッとするような作品が多くて、終始ドラマチックな展示でした。
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[10月] 最高の誕生日プレゼント「アーティゾン美術館」
東京・京橋にある「アーティゾン美術館」。
改装後に行ってみたいと思っていた美術館に、誕生日に訪れることができました。
絵画の常設展示が宝箱すぎて、うっとりしてしまいました。
特別展示の内容も挑戦的で、時代にあっている美術館だと思う!
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[11月] 現代アートのフェス「WAVE2020」
東京・千代田区の学校を改装したアートスペースで行われた「WAVE2020」。
今をトキメク現代アーティストの作品が一堂に会する展示で、業界の関係者(?)がたくさん見にきていました。
いろんな作品を一気に見れるから、自分好みの作品を見つけやすくて楽しかった。
この展示で、いつか、今を生きる現代アーティストの絵を購入しようと企みました!
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「WAVE2020」で心の洗濯!ポップでカワイイ現代アートが集合
[12月] グラン・ブーケに泣いた「ルドン・ロートレック展」
東京・三菱一号館美術館で開催されている「ルドン・ロートレック展」。
年内最後の展示です。
ルドンが描いたパステル画としては最大級の作品「グラン・ブーケ」の部屋に入った瞬間に、その存在に圧倒されました。
精神的に不安定な画家が絵に色をつけると、こうなるんだな・・と少しだけ涙が出ました。
なんの涙かはわかりません!
けど、それでいいんですよね・・
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2020年にいった美術館・展示のまとめ
絵画の魅力にハマってまもないけど、1年で西洋画を展示する主要の美術館はいけたのかなと思います。
コロナの自粛期間も、オンラインで世界中の美術館に遊びにいったりニコ美にもお世話になったりしたので、現場に行けなくても結構楽しめるものだな・・と思ったりもしました。(在宅オタクでよかった)
コロナの状況によってはまた展示の中止とか延期もあるかもしれないし、自分も気をつけないといけないけど、2021年も引き続き気になる展示を積極的にみにいきたいと思います。